ブログ

FD宣言【顧客本位の業務運営】原則4,5,6と実体験

皆さま、お疲れ様です。

保険代理店CREATEの菊地です。

今回はFD宣言【顧客本位の業務運営】原則4,5,6の内容について

実際のCREATEの業務を交えてお話をしていきたいと思います。

【顧客本位の業務運営】原則4とは

原則4とは、「手数料等の明確化」と定義されています。

前回までご紹介している通り、

私たちはお客さまの利益を最優先にするという考えが大前提としてあります。

それを具体的に数字で分かりやすくお伝えすることができるのが、

この「手数料等の明確化」です。

お客さまが支払った手数料やその他費用の詳細など名目を問わず、

支払った費用がどのようなサービスの対価なのかを含め、

お客さまが理解できるよう情報提供すべきであると金融庁は推奨しています。

そのため、CREATEでは保険会社ごとの手数料は開示するだけでなく、

手数料料率ではなくお客さまのニーズにあった保険会社を提案しています。

次に【顧客本位の業務運営】原則5とは

原則5とは、「重要な情報の分かりやすい提供」と定義されています。

とても大事なことです。証券など投資商品の場合は、

リターンが見込める分、リスクも同様にある、元本割れの可能性がある、

など分かりやすい「重要な情報」があります。

金融庁の指針では重要な情報には以下の4つの内容を含むべきと公表されています。

  • 顧客に対して販売・推奨等を行う金融商品・サービスの基本的な利益

(リターン)、損失その他のリスク、取引条件

  •  顧客に対して販売・推奨等を行う金融商品の組成に携わる金融事業者が

販売対象として想定する顧客属性

  • 顧客に対して販売・推奨等を行う金融商品・サービスの選定理由(顧客の

ニーズ及び意向を踏まえたものであると判断する理由を含む)

  •  顧客に販売・推奨等を行う金融商品・サービスについて、顧客との利益相

反の可能性がある場合には、その具体的内容(第三者から受け取る手数料等

を含む)及びこれが取引又は業務に及ぼす影響

保険での「重要な情報」というとどういったものを指すのでしょうか。

私たちがメインで販売している損害保険では、

お客さまの利益=事故でお支払する保険金となるため、

どういった時にお支払いできるかどうかが「重要な情報」になります。

契約前にお客さまの想定される疑問には全てお答えしますが、

損害保険は、生命保険や医療保険と違い一つ一つ事故の状況が違うため、

「支払える」「支払えない」といった事を、契約時点で全てお伝えする事は難しいです。

そのため、CREATEでは、

契約後、事故の際あらゆる状況を想定し迅速な対応をします。

具体的には、保険金請求に必要な書類の手配、お打ち合わせなどに関して

従来の訪問・電話・郵送・メールでの対応だけでなく、

当社HPから保険金請求に必要な書類をダウンロード・アップロードができます。

また、ラインワークスやZOOMなどを用いてオンラインミーティングによる

非対面での打ち合わせも活用しています。

それに加え、事故発生時だけでなくお役に立てる情報提供をしています。

例えば、複雑で多数にわたる保険商品の中で、

ご加入の保険すべてを分かりやすくまとめ「契約一覧表」として提供しています。

お客さまが一目で現在ご加入の補償内容や補償対象、保険料や保険料お支払い方法、

保険期間などを把握しやすいように作成しています。

■契約一覧表作成企業=10社(2022年4月ー2022年9月まで)

他にも、過去の事故による保険金のお支払い履歴や事故内容をまとめ

「損害率管理表」として提供しています。

各会社や業界ごとにどのような事故が多いのか傾向と対策に活用していただき、

根本的にお客さまの事故を減らす動きにご利用いただいています。

■損害率管理表作成企業=59社(2022年4月ー2022年9月まで)

最後に【顧客本位の業務運営】原則6とは

原則6とは、【顧客にふさわしいサービスの提供】と定義されています。

先ほどの原則5に似ていますが、「ふさわしいサービス」とはなんでしょうか。

先ほどの「重要な情報」というのは、

個人や法人など問わず共通して知らなければ損をする、知っていれば得をする様な

情報を指しています。

その上で、お客さまそれぞれの状況にあわせて、

情報やサービスの提供を求めているのがこの原則6になります。

CREATEでは、当社独自の顧客管理システムをお客さまごとの情報(ご契約内容、事故の進捗状況、お客さまを取り巻く近況や抱えるリスク、過去の対応履歴など)を

共有することができます。

前々回お客さまの安心感のために素早く対応ができる様、

共通システムを使っているとご紹介しましたが、今回の原則6にもつながっており

お客さま一人一人に合った情報提供を可能としています。

しかし、このお客さまにはこういった情報・サービスが役に立つと判別ができても、

その情報自体が古ければ何の意味もないです。

そのため常に最新の情報提供をするため、

月に1回、会社全体で保険募集に関わるコンプライアンス勉強会を行っています。

■勉強会内容=日本損害保険協会の募集コンプライアンスガイドを使用した勉強会

■指標=6回(2022年4月ー2022年9月まで)

また、保険の情報提供だけでなく、他業種のサービス提供も行っております。

お客さまから保険以外の困りごと・ご相談も頂戴する機会が多く

対応できるサービスの提供、業務提携先のご紹介を行っております。

例)人材評価制度の策定や売掛補償会社との提携、弁護士や社労士、カメラマンの紹介助成金診断のサポートや、オフィス移転費用のコスト削減のご提案、各種下請け業者のご紹介や材料仕入先のご紹介など

年々お客さまのニーズにあわせて取扱いサービス、提携先は増えており

ご好評いただいております。

こういった情報の提供やサービスの取り扱いをお客さまだけにお伝えするのではなく

CREATE自らSNSの発信により、相談しやすい身近な存在を目指しています。

・HPブログ・Facebook・Instagramにて当社の情報を定期的に発信しています。

■ブログ・Facebookの情報発信=12回

■Instagramの情報発信=26回

(2022年4月ー2022年9月まで)

今回は原則4,5,6の内容、当社のサービス紹介などボリューミーになってしまいました。

次回は【顧客本位の業務運営】原則7についてご紹介したいと思います。

下記、URLからFD宣言認定企業の一覧が閲覧できます!

FD宣言(「お客さま本位の業務運営に関する原則」等に基づく取組方針)

【金融庁Webサイト】https://www.fsa.go.jp/policy/kokyakuhoni/kokyakuhoni.html

関連記事

  1. 金融庁から不備の連絡・・・からの再申請
  2. FD宣言【顧客本位の業務運営】原則7と実体験
  3. FD宣言【顧客本位の業務運営】原則3と実体験
  4. FD宣言の発足とその背景
  5. 今後のCREATEについて
  6. FD宣言の申請の準備スタートから申請にいたるまで
  7. FD宣言【顧客本位の業務運営】原則2と実体験
  8. FD宣言を申請して良かったこと、学んだこと

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ウェブ面談を申し込む

どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

お電話
03-6272-5556
受付時間 9:00~17:00(土日祝を除く)
PAGE TOP