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CRAETEの菊地です。
暑さも落ち着き、一気に秋が近づいてきました。
今回は「線状降水帯」のお話をします。
今年の夏も台風やゲリラ豪雨など、自然災害が全国各地で猛威をふるいました。
そんな中、ニュースで「線状降水帯」という単語を耳にする機会増えたのではないでしょうか。
■「線状降水帯」とは
「積乱雲」を指し、「入道雲」「雷雲」「かなとこ雲」と呼ばれることもあります。
特徴
・夕立のような強い雨を降らせます。
・降水により衰えるため1時間程度の短時間で集中的に強い雨を降らせます。
気象庁では、「線状降水帯」が発生した際の速報を出しており、
・500平方㎞以上
・直前3時間に100㎜以上の降雨
などの条件を満たした場合に、地域ごとに発表しております。
最新の情報は、気象庁のHP内「雨雲の動き」にて確認する事が出来ますが、
線状降水帯の発生速報の基準は
「(避難指示に相当する)警戒レベル4相当以上の状況」のため、
速報が出された時には既に危険な状態になっている可能性があります。
実際、今年の6月から7月までの1ヵ月間で全国を対象に4例の速報が発表されています。
気象庁では事前に正確な予報する事は「現時点では困難」だそうです。
予想の根拠となる要因が少なく、発生してから情報が出される「線状降水帯」ですが、
こまめに自分の住む市町村の情報を確認し、
周囲の人と共有する事が被害を最低限に抑える事ができます。
天気を確認するほんのひと手間で1日をどう過ごせるか大きく左右すると思います。
せっかくの休日、大事な商談前など皆様が快適に過ごせるようお役に立てれば幸いです。
次回は、最新の火災保険事情についてご紹介したいと思います。
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